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面接に「よく出る質問」と「解答を準備するポイント」

さて、今回は、「面接時によくされる質問と解答のポイント」について、お話ししたいと思います。

 

まず最初に、「面接をすることで、面接官が何を知りたいか」について、考えてみましょう。以下のことが挙げられると思います。

①外見的な印象、社会人としてのマナー、人間性に魅力があるか

②応募職種に適合する能力や適性、性格的な特徴をもっているか

③仕事をする上で必要とされるコミュニケーション力を持っているか

④漠然とではなく、「その会社」を希望している熱意があるか

 

①については、下の記事でもお話ししましたね。

 

eshukatsu.hatenablog.com

 

上記の②〜④については、限られた時間の中で応募者と実際に会話することによって情報を得る必要があります。

ひとりの応募者に長時間だらだらと面接するわけにはいきませんから、質問される事項もある程度絞られてくるのです。

そして、面接官はあなたが事前に提出した応募書類を見ながら質問をしてきます。

面接の際は、あなたが会社へ提出した応募書類を見ながら質問を予想し、上記の項目を充分に満たすような説得力のある回答を準備する必要があります。

 

では、どんな質問が多いのか、具体的に見ていきましょう。

 

・応募職種に対する適性を見る質問

「あなたがこれまでに打ち込んできたことは何ですか?」

「自己PRをしてください」

「あなたが自信を持っているアピールポイントは何ですか?」

「これまでのアルバイト経験(大学生活・サークル活動等)で得た物は何だと思いますか?」

「これまでに挫折を感じたことがありますか?」

 

これらの質問からは、応募者の適性や性格的な特徴が判断できます。

例えば、「打ち込んできたこと」について質問すれば、「テニス部の大会に出るために休まず練習に参加した」と答えるA君と、「絵画コンクール入賞を目指して作品の創作に励んだ」と答えるB君とでは、持っている適性が明らかに異なることが分かります。その上で、応募職種に関する適性をより多く持っている応募者が選ばれる、ということになりますね。

面接で解答する際は、それに打ち込んだことで得たものや学んだことについてしっかりと伝え、自分の長所や能力を充分アピールしましょう。 

 

解答を考える際は、その会社へ提出した応募書類を充分チェックしたうえで準備しましょう。上に挙げた質問例はあくまで一般的なものです。

例えば、上記のテニスサークルに所属していたA君の場合は、「テニスの練習は大変体力を消耗すると思いますが、体調不良の時にはどのように対処していましたか?」というような、あなたの応募書類の内容を見た上での質問も多くなります。それを利用し、自分のオリジナリティ溢れた解答を準備できれば、面接官をぐいぐい引き込むやり取りが可能になるでしょう。

 

また、「挫折を感じたことがあるか」というような質問については、「特にない」という解答は避けましょう。これまでを振り返れば、後悔や反省をし、何かを学んだシーンは必ずあったはずです。

その時のエピソードだけでなく、そのときどのように考え、どんな対応や改善策を取り、何を学んだのかをしっかりと伝えることが大切です。そうすることで、あなたが「逆境に立った場合にどんな行動をとれる人物なのか」をアピールすることができるのです。

 

・その会社への志望度の強さや意欲を見る質問

「当社を志望した理由を教えてください」

「当社に入社したら、どんな仕事をしてみたいですか?」

「当社の中で、あなたのどんな力を活かせると思いますか?」

「同業他社ではなく、当社を選んだ理由は?」

「ほかに受けている会社がありますか?」

 

これらの質問へ充実した解答をするためには、充分な自己分析と、きめ細かい企業研究が何より重要になります

 

まず、応募職種で採用された場合に自分の能力がどのように活かせるのかを、客観的に捉えられていることが大切です。冷静に自己分析を行い、これまでに掘り起こした自分の経験や性格的な長所を、どのように仕事で活かしたいのか、具体的にイメージしておきましょう。

そして、その企業の応募職種の仕事内容についても、事前に充分理解できていなければ、「どのように活かすか」を面接官に説明することはできませんよね。

「適性や能力・長所をどのように仕事に活かしたいか」ということと、「どうしてそれができると思うか」という根拠を、あなたの具体的なエピソードを添えて面接官に説明することが大切です。

 

同業他社ではなくその会社を選んだ理由などは、表面的な解答では面接官に印象づけることはできません。念入りな企業研究や、OG・OB訪問などにより、他社との違いを明らかにした上でその会社を選んだ理由を説明できれば、強い説得力のある解答にすることができます。

会社ごとの経営理念などにも注目してみましょう。他社にはない、その会社ならではの魅力的なポリシーや理念があるはずです。

 

「他に受けている会社について」の質問に関しては、面接を受けている会社を第一志望としていることを、理由を添えてしっかり伝えましょう。上記と同様、その会社ならではの理念、社風の特徴や魅力、また、OB・OG訪問でお世話になった先輩や会社の雰囲気の魅力など、他社にはない魅力について充分理解し、それらに惹かれていることを誠実に伝えるとよいでしょう。

 

また、それらの「他社にはないその会社ならではの特徴」について調べてみた時に、実際にあなた自身が惹かれる会社を選ぶことは、大変重要です。それが、あなたと「相性の合う会社」だからです。

そう思える会社ならば、入社した後も充実感や幸福感を持って働き続けることができるでしょう。

実際に惹かれている会社であれば、面接の解答にも自ずと説得力が出るはずです。

 

・面接の解答は、応募書類を見ながら準備しよう!

しつこいようですが、面接の際は、あなたの提出した応募書類をもとに質問されることを充分念頭に置きましょう。

どの質問についても、応募書類を見ながら質問されることを意識し、書類の記載内容をしっかりふくらませるような解答を準備しましょう!書類の記載内容と面接の解答が全くずれている…なんていうことにならないよう、気をつけてくださいね。