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面接対策②「就活生の選考ステップ」と「面接時の心得」

さて、今回は、「就活生の場合の面接ステップ」と「面接の際の心得」についてお話ししたいと思います。

 

面接の傾向は、転職の場合と新卒の場合は大きく違います。

転職の場合は、どんな職務経歴を持っているかということが最も重要になるため、あまり時間をかけて多方面から応募者の適性を見る必要がない場合が多いといえます。

 

一方、新卒の場合は、まだ社会経験もなく、適性もはっきりと判断できない状態の応募者を選考する必要がありますね。そのため、さまざまな角度から応募者の能力や性格、適性などを見極めなければ、会社側も希望の人材を確保できません。面接ステップが何段階も設けられているのはそのためです。

回数は、3次〜4次面接まである企業が多いようです。心身ともにハードですが、しっかり対策を立てて乗り越えてくださいね!

 

では、企業が設ける選考ステップの一般的な傾向についてご紹介します。

 

①1次面接…グループ面接やグループディスカッション、ディベート形式

このタイプの面接は、一度に多くの応募者を面接できるため、入り口段階でこのスタイルを取り入れる企業が多いようです。企業の求めている人材に合う応募者を選び出し、その他は一気にふるい落とす「足切り」の段階とも言えるでしょう。社会人としての常識や基本的なマナーが備わっているかどうかも、ここで見られます。

 

②2次面接…プレゼンテーション面接や個人面接

2次面接になると、より具体的な適性や能力、人間性、その会社への志望度の強さなど全般について判断されることになります。志望動機や自己PRだけでなく、面接官から求められていることに対して、適切な根拠に基づいて論理的に伝える力が何よりも重要になります。また、あなたの持つ人間的な魅力もアピールしたいところですね。

 

 ③最終面接(3〜4次面接)…個人面接

最終面接になると、具体的にその応募者が会社の中でどのように役立つ人材になるか、ということが見られます。また、面接担当者も、人事部長など上層部の社員や役員などになってきます。

その会社で本当に必要な人材か、社風に合う人間かどうかや、配属部署の判断など、入社後の具体的なイメージも含めての面接となるでしょう。

 

 ・面接の際の心得ーーどんなスタイルの面接でも、「あなたらしさ」を意識して!

面接のステップの中で気をつけたいことは、面接ごとにあなた自身の印象がコロコロ変わったり、ブレたりすることのないよう、一貫性を持ち続けることです。

大事な正念場ですから、自分自身を有能に目立たせたい気持ちが先に立ってしまいがちですよね。でも、その度ごとにあなたのアピールするものが不安定では、結局どんなひとなの?というピントの合わないイメージを抱かせてしまいます。

 

例えば、なんだか曖昧で理解しづらい異性と、キャラクターのはっきりした異性とでは、あなたの印象に残るのはどちらでしょうか?

きっと、人間性や個性がはっきりしている人のはずです。分かりやすいタイプの人には安心感を抱くでしょう。

 

面接では、採用担当者に「この人には安心して仕事を任せられる」と思わせるような、人間的な安定感や一貫性は不可欠です。

無理して目立とうとか、小手先の技を気にするよりも、「あなたがどんな魅力のある人間なのか」をしっかりとアピールすることが大切なのです。また、この芯をしっかり持っていれば、面接のたびにうろたえる必要もありません。

 

そして、会社もまた「人」でできています。最終的にどんな人と一緒に過ごしていきたいと感じるかは、採用も、普段の人間関係も大きな違いはないのだと思います。

 

・面接に欠かせない「あ・か・さ」とは?

私が面接の際にみなさんに思い出してほしいのは、「あ・か・さ」です。

これ、何だか分かりますか?

あ=「あかるく」、か=「かわいく」、さ=「さわやかに」です。

 

例えば、どんなに優秀な人材でも、自分の能力を自慢したり、人を見下したりするような不快な人間性の相手とは、一緒に仕事なんてしたくありませんよね?要はそういうことです。どんなシーンでも、明るさや爽やかさなどのイメージを忘れてはいけません。

 

 「かわいく」というのは、言い換えれば、「新入社員らしい素直さや謙虚さ」です。男性諸君、「かわいく」に納得がいきませんか?そんなことはありません。「かわいげのないヤツ」なんていう言い方だってあるでしょう?

男性にだって、新入社員らしい「かわいらしさ」は必要です。好感度がぐっと上がるのは間違いありませんよ。

「かわいい」がどうしても嫌なら、「素直に」とか「謙虚に」でも大丈夫です(笑)。

 

「一緒に働きたい」と相手に思ってもらえるかどうかは、最終的に最も重要なポイントのひとつになります。面接の前にはぜひ「あ・か・さ」を心に唱えてみてくださいね!

 

グループディスカッションやディベートスタイルの面接については、この記事にも詳しく記載しています。ぜひお読みください。

 

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