さて、今回は、「面接の攻略法」についてお話ししたいと思います。
面接と一口に言っても、その種類はさまざまです。
①個人面接…応募者１名と面接官１名
②集団面接…応募者３〜５名程度と面接官複数
③グループディスカッション…与えられたテーマについて、数名の応募者で討議するスタイル。司会役などの役割分担や、各応募者の議論内での立ち位置についても見ようとするもの。
④ディベート…あるテーマに関して、応募者を二つの意見に分かれさせ、自分の支持する意見を相手に納得させるべく討議するスタイル。
⑤プレゼンテーション…「自分を商品だとしたら、どのように売り込むか」というようなテーマを与えられ、その企画を相手に提案しアピールを行うスタイル。応募者１名に数名の面接官で対応することが多い。
このように、１社の面接でも、１次面接、２次面接というステップの中でいろいろなタイプの面接を行い、応募者の適性や能力全体を多方面から見ようとする傾向があります。
・面接に臨むための準備
①や②のスタイルの場合は、事前にしっかりと解答の準備をしておきましょう。
その企業へ提出した応募書類の控え（応募書類のコピーは必ず手元に残しましょう！）を見直し、その書類から面接官がしてくるであろう質問を予想します。
そして、志望動機・自己PRといった主要な内容の準備と同時に、いわゆる「よく出る質問」について、できるかぎり解答を練っておきましょう。
「面接の際によく出される質問」については、また別の記事でお話ししたいと思います。
③〜⑤のスタイルの面接については、前もっての準備がしづらいだけに、不安や緊張感も高まるかもしれませんね。
でも、いつものあなたではない一面を無理に見せようとする必要はありません。
①や②と同様、大切なのは、「ありのままのあなたの能力や魅力を相手に知ってもらうこと」なのです。「あなたにはどんな魅力あり、どのように役立ちたくてその会社へ応募したのか」を、ブレずにしっかり持っていることが何よりも大切です。
それができれば、どんなスタイルの面接でも、ブレないあなたの安定感が大きな魅力となって面接官に映るはずです。
普段あまり経験のないスタイルの面接でも、臆することはありません。あなたならではの魅力を発揮するつもりで、自信を持って臨んでくださいね。
③〜⑤の具体的な面接対策についても、別の記事でご紹介する予定です。
